写真は「毎日経済」から
2012年麗水博覧会が決まった。
納谷先生が麗水市役所で公務員を対象に「韓日交流と韓国南海岸観光」という題目で、講演をしたのは何年前のことだろう。だいぶ時間が過ぎている。
その講演は、麗水博覧会誘致のため、国際的雰囲気の造成や観光施設の開発、特急ホテル建築、サービス改善などの懸案について考え、公務員に刺激を与えることを目的に行なわれるものであった。
麗水博覧会誘致という言葉が出て、それほど時間が経ておらず、海外ではほとんど麗水という地域が知られていなかった時点であり、今振り返って見ると、感無量である。
韓国の主要言論には麗水エキスポに19兆ウオンが投入され、支援法制定と組織委員会の設立が加速化されるという報道が出ている。
務安国際空港から麗水までの交通整備や韓日路線(飛行機)の開発にも拍車が掛けられる違いない。今光州からなら一時間30分は掛かるが、作業中の順天ー麗水の高速道路が完工されればもっと便利になるだろう。
何より、交通と宿泊施設の開発は、よそからの麗水への接近を容易にさせ、交流が活発になっていくのではないか。韓日交流においても、ソウルと釜山地域に比べ、美しい海や各種の海産物が豊富なのに、日本人観光客が南の海岸まで足を伸ばさない現実を嘆いたことがあるが、麗水博覧会の誘致でそのような心配はなくなるはずだ。
世界博覧会はオリンピック、ワールドカップとともにもっとも盛大な祝祭と言われる。その博覧会を誘致した地域からは世界に向かって平和と協力のメッセージを送ることになる。
特に今回麗水博覧会誘致が決まるに至るまでは、北朝鮮が世界博覧会機構に加入し、積極的な支持をして平和のエキスポを作るという雰囲気が定着したそうだ。それがエキスポ誘致にメリットとして働いていたのかもしれない。
ソウルと釜山に集中されてきた韓日交流の波は、韓国の南に順調に流れていくだろう。最近日本の研究者から光州最高ホテルと呼ばれるシンヤンパークホテルで日本語が通じないという話を聞いたとき恥ずかしかった。怒りが燃え立った。
ホテル関係者に怒鳴りつけたが、ホテル運営者は費用のこともあり、日本語ができる人の雇用を念頭においていないらしい。これで光州に国際的行事を誘致するというのか。金大中コンベンションセンターを訪れた日本人が留まる最上級ホテルはないのではないか。
麗水博覧会誘致はこのような問題を解決してくれるだろう。全羅南道知事は「2012年麗水エキスポは、そのうち落後を宿命のように抱いて生きなければならなかった全羅南道道民の悲しみを一気に飛ばしてくれる転換点」と述べた。
韓日の大学交流も活発になり、各大学で日本語を学ぶ学生が増えれば日本語、日本文学担当教授の心配もなくなると思う。そして何年後大学を卒業した教え子の学生をホテルで見かけるようになれば何よりである。
写真は「東亜日報」から
