安重根が世を去る直前まで満州の旅順監獄で使っていた硯が日本で見つかったと、東京新聞が6日報道した。
安重根の硯が出たのは初めてのこと。
硯の裏には「庚戌三月 於旅順獄 安重根」と書いてあるという。
「庚戌三月」は安重根が旅順監獄で死亡した1910年3月を意味するそうだ。
安の死刑は3月26日執行されたが、彼は自分の遺品に意味を刻み込んだわけだ。
当然韓国では非常に重要な価値ある遺品として評価している。
硯の持ち主は埼玉県居住の医者で、彼は満州鉄道コレッションのとき購入したそうだ。
だが、安重根が使っていた墨を含め、それを去る4月宮城県大林寺に寄贈している。
大林寺は毎年安重根と、旅順監獄の看守千葉十七の霊を祈る式を行っているところ。
1909年安重根の狙撃で満州ハルピンで伊藤博文が突然死亡、当時日本の人々は大きな衝撃を受けた。
硯は当時の時代状況を反映するものである。
安の小さい遺品だが、そこから歴史の影をみることができる。
写真は京郷新聞から
